プログラミングをこれから勉強する人におすすめなのが、「PHP」です。
PHPは、サーバーサイドのプログラミング言語のひとつです。
PHPを覚えると、ホームページやECサイト、WEBアプリなどを作れます。
PHPとは
PHPは、スクリプト言語と呼ばれていて、ブラウザにアクセスした時に実行されます。
下の例のように、HTMLに書き込むことで動かせます。
↓
<html>
<head>
<title>はじめてのPHP</title>
</head>
<body>
<?php
echo "Hello World";
?>
</body>
</html>
今回の例では、「Hello World」という文字を表示することができます。
開始「<?php」から終わり「?>」の間に書かれている命令をPHPのコードとして処理しています。
「<?php」から「?>」の間に書くということを覚えましょう。
特にHTMLの中に書き込む場合は、開始と終わりがないとPHPのコードとして処理されないので注意が必要です。
PHPにできること
冒頭でも簡単に書きましたが、ホームページやECサイトを作れます。
ホームページを作る時によく使われているのは、PHPで作られた代表的なCMSのWordPress(ワードプレス)です。
企業のホームページやブログなどは、WordPressで作られているものが多いです。
CMSは、コンテンツマネジメントシステム(Contents Management System)の略です。
今回は詳しい解説は割愛しますが、ホームページをパパっと作るのに便利なツールのことです。
コロナになってから需要の増えたECサイトもPHPを使った「EC-CUBE」というソフトウェアで簡単に作れます。
また、業務で扱う管理システムやスマホアプリの開発もできるので、幅広く活躍しています。
これからプログラミング言語を勉強する人には、オススメです。
PHPの基本的な書き方
「<?php」から「?>」の間に書く
前述でもありますが、この間に書いてあるのが、PHPのプログラムになります。
これがないと、プログラムとして処理されません。
HTMLの中に書き込む時は必ず開始と終了の2つが必要ですが、PHPの処理だけ書く時は、終了の「?>」は省略できます。
ひとつの命令の終わりはセミコロンを書く
PHPの文法です。
下の例のように、一つの命令の終わりにセミコロン「;」で区切りを書きます。
セミコロンがないと、エラーになります。
例では「echo」が文字を出力する命令で、その終わりが「;」です。
ファイルの拡張子は「.php」
拡張子は、ファイルの種類を識別するために使われるファイルの末尾にある3文字ほどの文字のことです。
Excelだと「.xlsx」、画像だと「.jpg」や「.png」です。
PHPのファイルの場合は、「.php」です。
「.php」にすることで、PHPのファイルだと認識されて処理されます。
さいごに
PHPのできることと、基本的な書き方についてでした。
最初は作れるものを知っておくほうが、モチベーションも上がるので良いと思います。
最後にPHPの使い方が書いてある公式サイトです。
実際の業務の時も参考になります。